採卵をしてきました!
忘れないうちに、採卵当日についてまとめていきます。
今回の採卵は、低刺激で卵を育て、局所麻酔で行いました。
実は以前、無麻酔で採卵を行ったことがあるので、無麻酔と局所麻酔の痛みの比較も行いたいと思います。(※個人差あります。あくまでわたしの場合)
これから採卵しようとしていて、麻酔を行うか迷っている方や、採卵が不安な方の参考になれば幸いです!
採卵当日の流れ
集合
集合時間は、採卵日前日に病院に電話で確認します。
その日採卵予定の人の中から、先生が順番を決定するらしく、直前まで時間不明で、患者側から時間の希望は出せませんでした。
どちらにせよ採卵後は安静の必要があるので、採卵日は1日予定を空ける必要があります。
わたしは7:10というなかなか早めの集合時間だったので、「もしかして、1番?」と思いましたが、病院に到着すると他にもっと早い方がいらっしゃいました。
採卵準備
看護師さんに誘導していただき、手指消毒と血圧測定を済ませ、半畳ほどのリカバリールームに案内されました。リカバリールームで術衣に着替えると、ちょうど隣のベットの方が手術室に呼ばれていました。わたしまでドキドキ。
以前一回だけ採卵をしたことがあるものの、時間がたっているのでどんな手順なのか、痛みなどあまり覚えていなかったため、緊張と不安でいっぱいでした。
看護師さんに「次ですよ!」と声をかけられ、トイレに行くよう促されます。
トイレから戻ると、一番目の方がベットに戻られました。
ついにくるーーーーーー!緊張はMAX。この採卵がうまくいくように祈りながら手術室に移動しました。
採卵
手術室の入り口から手術台?に乗るまでは看護師さんがつきっきりで誘導してくれます。わたしはリカバリールームで事前に手術台への乗り方を読んでいましたが、緊張のため頭が真っ白だったので誘導していただきとても助かりました。
手術台に乗り、足を固定されて医師がわたしの正面に立ちます。
急に怖くなりましたが、看護師さんが優しく手を握ってくれて少し落ち着きました。
採卵は、消毒、麻酔、採卵、消毒の順で行われました。それぞれ0〜3で痛みを可視化しています。
消毒 痛み:1
まず、膣内を消毒されます。重い生理痛のような痛みで、個人的には一番痛く感じました。この消毒は1,2分で終わります。
麻酔 痛み:0
次に、局所麻酔の注射がされます。看護師さんに「麻酔しますねー」と声をかけていただきましたが、麻酔は全く痛くなく。手術台の横に取り付けられたモニターから、麻酔薬が広がっていく様子がわかります。痛くなかったのですが、いつ痛くなるかわからないので心の準備はしていました。
採卵 痛み:2
ついに採卵が始まりました。麻酔→採卵は特に声掛けなく始まりました笑
モニターから針を卵胞に刺している様子が見え、「あ、採卵始まっているんだ」と気づきましたが…
い、痛くない!
少しして看護師さんが「大丈夫ですか?」と聞いてくださいましたが、あまりにケロッとしていたので、看護師さんも少しびっくりした様子。卵胞を刺しにくい場合に、たまに先生が強く針を押し込む?事があり、鈍痛を感じることがありましたが、我慢できるレベルでした。人によるかもしれませんが、わたしは右側の卵巣のほうが痛みを感じることが多かったです。冷静にモニターで卵胞を刺していく様子を確認しつつ、これなら頑張れる!と痛みに対する勝利を感じました。
15分ほどして採卵が終了しました。あとで聞きましたが、33回刺したそうです。
消毒 痛み:1
麻酔のおかげか、採卵が終わった達成感からか最初の消毒よりは痛みを感じませんでしたが、それでも結構痛かったです。消毒のあと、ガーゼを詰められて採卵終了でした。
安静開始
リカバリールームに戻ると、看護師さんが血圧を測ってくれました。その後、痛みを確認され、1時間安静にしてくださいと言われました。
ベットに横になって少しすると、生理痛のような痛みが強くなってきました。結構きつくて、なんなら採卵中より痛い…。いつ収まるか不安でしたが、15分くらいで収まりました。
その後は安静時間完了の頃に看護師さんに声をかけられ、トイレで出血を確認し、ガーゼを抜いたあと、着替えてリカバリールームを出ました。
このときにはほとんど痛みは感じませんでしたが、できるだけゆっくり歩くようにしていました。
診察
30分以上待って内診に呼ばれ、その後、診察室で採卵結果の説明を受けました。
わたしは33回刺して、14個の卵が取れたそうです。
内訳は、
M2:2個(主席含む)
M1:2個
GV:10個
先生からは、年齢のわりに良くないね〜。とのコメント汗
実は以前はきっかり27日周期だった生理周期が最近乱れており、採卵周期の途中でホルモンが下がってしまって急遽投薬をしました。そのせいか、やはり結果も良くなかったです泣
でも、主席がM2でしっかり取れたことは嬉しかったです。
採卵結果の説明(培養士さん)
診察の後は、培養士さんから直接採卵結果や今後の流れについて説明をいただきました。
初めてなので丁寧に卵の状態を説明していただきました。
この時点で、採卵時はM1だった2個が成熟しており、M2が4個になったため、4個を顕微授精すると聞きました。
GVも継続して培養し、M2になったら顕微授精するとのこと。しかし、わたしの病院ではGVから育てた受精卵の成績は良くないらしく、あまり期待はしないでくださいと言われました。
つまり、今後移植に進むためには、現在M2の4個がちゃんと育ってくれるかが重要になります。
2個凍結できたら嬉しいなぁ。と思いつつ、凍結できない可能性もあるので、
期待しすぎないようにしよう!
この後は、10日後に電話で凍結確認を行うそうです。
よくブログやTwitterでみる「受精確認」はわたしの病院ではやっていないようです。
ドキドキですが、結局凍結できるかどうかが重要なので、10日間待つことにします!
会計
その後すぐにお会計に呼ばれ、11時頃に病院を出ました。
痛みは?
前回の採卵は無麻酔だったので、局所麻酔はどの程度効果があるのか不安で調べまくりましたが、
というマイナスコメントが多かったように思います。
しかし、わたしは無麻酔と比べると段違いに痛みが少なかったです。
しかも、無麻酔のときは5回しか刺さなかったのに対し、今回は33回も刺していますからね!
※現在の病院のほうが採卵針が細いということも影響しているかもしれません。
とはいえ、少しの鈍痛は感じたので、少しでも痛いのは嫌!という方は静脈麻酔で対応してくれる病院を探してみることをオススメします。静脈麻酔の場合も術後に麻酔が切れたら痛みを感じる事はあると思います。麻酔の有無や種類に関わらず、採卵のあとは安静にしたほうが良いです!
最後に
採卵当日まではとっても不安で怖くて、時には夫にあたったりしました(笑)が、終わってみたらあっという間でした。
痛みが少なかったといえど、できるならもうやりたくはないですが、前回の採卵よりも翌日以降に痛みや下腹部の違和感を感じることもありませんでした。
〜後日談〜
無事に1個の胚盤胞を凍結することができました!
次は初めての移植に進めることになります。
ドキドキと嬉しい気持ちでいっぱいです。