この記事では、2023年3月現在妊活中の筆者が、これまでに体験した妊活歴を記していきます。
私自身、たくさんの方の妊活ブログを拝見しており、病院選びや治療方針について情報収集していたので、少しでも誰かの役に立てればと思い、妊活カテゴリを立ち上げました。
結婚前から妊活を意識
妊活を発信している方の多くが、
まさか自分が妊活・不妊治療をするなんて思いもしなかった
といっていますが、わたしは結婚前、27歳くらいから妊活・不妊治療を意識していました。独身なのに不妊治療ジャンルのブログを読み漁っており、知識だけは一人前笑
当時わたしが妊活・不妊治療を意識していた主な理由は、以下の3点です。
- 婚活が難航しており、自分は晩婚になる気がしていた
- 20代の時に軽い”子宮内膜症”を発症しており、低容量ピルを服用していた
- 身近に若くから不妊治療をしている先輩がいた
早くから妊活・不妊治療を意識して情報収集していたことから、「若くても長く不妊治療をしているケースがある(=若いから大丈夫は迷信)」「はじめるなら早いほうが良い」と感じていたので、結婚したらすぐにでも妊活をはじめたい!と考えていました。
結婚後はすぐに妊活スタート!…できなかった
わたし達夫婦は婚活で知り合ったため、結婚前から子供のことも話し合っていました。
主人も結婚前から「子供がほしい」と言っていたため、わたしの気持ちは妊活一直線!
入籍後、すぐに妊活を始めるつもりで主人に切り出したところ、主人の考えは、
子供はゆくゆくはほしいけど、一年間は妊活せずに二人で楽しみたい
でした。勝手に妊活モードに突入していたわたしは絶望。(身勝手すぎますが笑)
主人には「妊活を始めてもすぐに妊娠できる可能性は高くないこと」「不妊治療が必要な場合、早く始めることが重要なこと」「せめて夫婦で検査を受けたいこと」などを伝えましたが、主人にはまったく響かず。
検査だけでも!と思いましたが、「俺は大丈夫だよー」と言われてしまいました。
このときはわたしも、男性不妊の可能性は低いだろうと考えて納得することにしました。
フリ感満載ですが、
あとでこの判断を後悔することになります。
そして、わたしは一人、近所の不妊治療クリニックで妊活ドックを受けることにしました。
検査内容は、血液検査と内診。ここでは不妊治療ブログを読んで、ずっと憧れていた
AMH
を初めて測ります。
AMHは血液検査でわかる値で、結果が出るまでに1週間ほど時間がかかりました。
結果は・・・5.26という年齢と比較しても良い値で、ほっと一安心。
ここから半年間ほど妊活を中断して、主人の希望通り二人で旅行に行ったり、結婚式を行ったりして楽しい時間を過ごしました。
その後、夫婦で再度話し合い、妊活をスタートさせることにしたのです。
やっとのことで妊活スタート!…男性不妊の発覚
やっと妊活が始められる!という高揚した気持ちで向かったのは、都内の有名不妊治療クリニックでした。前回一人で妊活ドックで受診した病院は、家から近かったのですが、以下のデメリットがありました。
- 待ち時間が非常に長い
- 患者数に対して待合室が狭いので、座れずに長時間待つことも・・・
- 365日診療ではない
待ち時間や待合室の狭さももちろんですが、個人的に365日診療していないのは大きなデメリットに感じました。不妊治療のことを勉強する中で、個人差のあるホルモン値を見極めて治療をしていくことが重要と感じており、1年に12回しか妊娠のチャンスはないのに、治療の日が休診日だったらその周期は諦めなければいけないことになります。そんなもったいないことはしたくない!と思っていましたし、都内の有名病院は当たり前に365日診察をしてくれることも知っていました。
このことから、本格的な治療開始時には都内の病院に通院することになります。
新しい病院は、以下の観点で決めました。
- 家にも職場にも近い
- 365日診療
- 待ち時間が少ない
ここでは、妊活ドックで行った検査に加えて
- 卵管造影検査
- 子宮鏡検査
を行いました。どちらもとても痛かったです。卵管造影検査は、痛い妊活検査として有名ですが、子宮鏡検査はあまり痛いという感想を見かけなかったので油断していました。汗
結果は、どちらも問題はないと言っていただきました。
そして、ついに主人の検査を勧められます。
主人とも話し合い、仕事が少し落ち着く2ヶ月後に検査の日程を決め、わたしは検査の日を心待ちにしていました。
そして迎えた検査の日。
主人から「ちょっと少ないかも」と告げられて検体の入ったカップを受け取り、「大丈夫だよ!」と答えて一人病院へ向かいました。
結果は・・・
非常に悪いと伝えられました。以下の3点を一気に説明されましたが、わたしの頭の中はパニック!
- 量が少なくてこのままでは高度生殖医療の顕微授精一択である
- 男性は検査結果に波があることから再度検査をする
- 専門病院の受診をおすすめすること
帰り道では、家で待っている主人になんと伝えれば良いのか、今後治療をする可能性を考えるともっと早く検査をするべきだった、など色んな感情がぐるぐる回ってめまいがしてきました。
第一章まとめ
男性不妊が発覚したときには、早く検査を受けてくれなかった主人を責める気持ちがありました。(実際にそういった言葉を投げかけて、主人を傷つけてしまったこともあります。)
しかし、わたし自身、妊娠までの工程を考えた時に、女性側に影響が大きい工程(排卵、ピックアップ、着床など)が多いことから、不妊症の原因があるとしたらわたし側であると思いこんでいました。
不妊治療についてたくさん勉強していたわたしですら、そう感じていたのですから、世間的にはもっともっと男性側の理解を得ることは難しいと思います。
このブログを通じて、少しでも男性不妊や不妊治療についての理解が進んでいくことを願っています!