この記事では、前回の妊活を始めるまでの記事の続きとして、男性不妊が発覚してからのことを記載します。
前回の記事はこちらです!
男性不妊を主人に伝える 反応は・・・?
つづきです。
病院からもらった検査結果を受け取り、帰宅すると主人が家にいました。
お互い検査結果には触れずに別の話題を話す不自然な時間が10分ほど流れたあと、わたしから切り出しました。
わたし 「結果、聞きたい?」
夫 「うん。どーだった?」
わたし 無言で紙を渡しながら泣いてしまう
わたし 「今回は悪かった。男性は検査結果に波があるから、再検査したほうがいいって」
そう伝えると、夫は驚きながら検査結果を持って自室に閉じこもりました。
落ち込ませてしまったのかな?と思い、心配しながらもそっとしておきましたが、しばらくして自室から出てくると、
夫 「俺達も顕微授精ってのをすれば、妊娠できるよ!」
今まで不妊治療のことを何も知らなかった夫が自分で調べて来てくれたことがとても嬉しかったと同時に、ショックだったはずなのに、前向きに振る舞ってくれる優しさが夫らしいと思いました。
ありがとう!これから治療頑張ろうね!
専門科の受診 診断は?
男性不妊が発覚してから2,3ヶ月ほどたってから、夫が自分で調べて男性不妊の専門外来を受診してくれました。(ほんとはすぐにでも行ってほしかったのですが、我慢我慢。)
夫がお世話になったのは、男性不妊では有名な病院で、都内の大学病院でした。
大学病院であるため、平日しか初診は受け付けていないらしく、平日に仕事を休んで病院に行ってくれました。感謝!
この日のうちに、夫は「精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)」と診断され、手術を受けることになりました。
ついに手術
手術は、保険適用で行う方法と、主治医の高い技術力を生かした自由診療で行う方法が選択できました。確か保険適用の場合は、入院が必要だったようで夫は自由診療の方法を選択し、約1ヶ月半後に手術を受けることになりました。
自由診療の場合は、日帰りで土曜日に手術が可能とのことで、仕事のことを考えての選択でした。
手術当日は、わたしも病院の近くまで一緒に行き、2時間ほどカフェで待っていました。
手術が終わって夫と落ち合うと、強い痛みは感じていないものの歩き方が不自然で、かなりゆっくりしか歩けない状態でした。手術後の移動はできるだけタクシーにし、家でゆっくり休んでもらうことにしました。
術後は翌日から仕事をしていたという口コミも見かけていたのですが、夫は3日目までは痛みがあるようでした。可能であればその期間はテレワークにしてもらうなど職場にお願いしておくことをオススメします!
夫の場合は1週間ほどで普通に生活ができるようになり、あとは手術の効果が出るのを待つのみ!
主治医からは、2,3ヶ月と言われていましたが、夫の希望で3ヶ月たってから再度検査を行い、その後に今後の不妊治療方針を検討することにしました。
手術の効果はいかに?
待ちに待った再検査の日!
手術の効果がどの程度出ているのか確認するために、最初に検査をしてもらった病院を受診しました。
緊張の結果は…
主人の場合は改善していました!(嬉)
もともと量が少ないことを、医師から指摘されていたのですが、術前と比較して量が2倍に増えました!濃度には変化がなかったのですが、量が増えたことで自然と数が増えました。
これは本当に嬉しかったです。
しかし、WHOの基準には及ばず、医師からはやはり顕微授精を勧められます。
今後の妊活方針
手術後に2人で決めたとおり、術後の再検査の結果を受けて夫と今後の治療方針について話し合い、顕微授精に挑戦することにしました。
ここまで本当に長かったです。再検査を受けてから、顕微授精への挑戦を決めるまでにも3ヶ月ほど時間がかかりました。不妊治療において、何もできない期間(=お休み期間)って本当に焦りが募るし、辛いですよね。わたしも、夫の手術を待つまでの間、術後の効果が出るまでに期間、夫の検査を待つ期間、2人で治療方針を決める期間…。何もできないのに時間がただ過ぎていくのが本当に辛かったです。
いまは、立ち止まる期間は終わった!という前にすすめる希望と、やっぱり高度生殖医療に頼らないとわたし達は妊娠できないんだ…というもやもやが混在しています。
ちなみに、この記事を執筆している現在、1回目の採卵に向けて通院をしている最中です。
今後は、病院選びや実際の治療、仕事と不妊治療の両立など、今ぶち当たっている壁についても記載していきたいと思います。