突然ですが、プロフィールにも記載している通り、わたしは20代で1500万円の貯蓄に成功しました。しかも、投資なしで!
この記事では、そんなわたしがひとり暮らしの間に実践した節約法をご紹介いたします。
中には、今振り返ると少しやりすぎだったなぁと感じることもあるので、今の視点も織り交ぜながらご紹介していきます。
\この記事はこんな方にオススメ/
- これから一人暮らしをスタートさせる
- 新社会人・若手社員で資産を増やしたいけれど投資には不安を感じる
- 節約法を探している
家賃はできるだけ下げる
貯蓄をしていく上で、固定費を下げることは王道中の王道ですが、固定費の中でも一番大きいのが家賃なので、節約を考えるのであれば取り入れてほしいと思います。
わたしは、社員寮に住むことで家賃を大幅に下げていました。
社員寮を完備しているかどうかは企業によりますが、会社に社員寮の制度がある場合は、できるだけ活用することをおすすめします◎
社員寮は立地にデメリットがあったり、広さが十分でなかったり、設備が古かったり、、、満足できないことも多かったので、わたしの会社でも入社2,3年目ほどで社員寮を出て一人暮らしを始める人が多かったです。
わたしももちろん色々不満はありましたが、社員寮に住む資格がなくなる(こちらも企業によります)までお世話になりました。笑
これにより、毎月5万円ほどの節約になっていました。
社員寮以外にも、実家から通勤できる方は実家にお世話になる選択肢も考えられます。
(もちろん、実家とはいえ家事の分担や生活費の支払いもしっかりしましょう!)
実家からは通勤できないし、社員寮もないという方は、友人とのルームシェアやシェアハウスを検討されるのはいかがでしょうか。
最近は、個室がしっかり完備されていて自分の時間を持てるシェアハウスも増えています!
支出を把握し、毎月の予算に反映する
貯蓄できない方によくあるのが、支出を把握できていないということです。
わたしは、費目ごとに毎月の予算を決めて、お金を使うたびに家計簿アプリに記入することで支出を記録していました。
そして、月末に以下の観点で振り返りを行っていました。
- 予算と比べて使いすぎていた場合、原因の確認
- 原因によっては予算の見直し(増額を検討)
- 予算を大幅に下回っている項目の確認・必要に応じて予算の減額
- 次月の予定の確認(旅行など非定期の予定がある場合は次月の特別予算に組み込み)
- 次月の予算設定
支出を可視化し予算の設定に役立てることで、毎月無理のない予算を設定することができます。この”無理のない”予算を設定することがとても重要です。厳しい予算を立てた結果、達成できないと節約自体をストレスに感じてしまい、継続することが難しくなってしまいます。
節約は長期戦で、細く長く続けることが結果につながるので、”無理をしない”で継続することを心がけていただきたいです。
お弁当・自宅カフェ生活
職場でのランチはどうされていますか?
気分転換におしゃれなカフェで同僚とランチをすると、あっという間に1000円、1500円。
結構大きいですよね。ドリンク代も同様で、わたしは毎日10時間以上オフィスに居ることが多かったので、1日に3杯コーヒーを飲んでました。1杯400円だとすると、1日に1200円。
これらの出費は、日々暮らしていくうちに知らずしらず使ってしまうお金で、幸せを感じる使い方ではないと考え、わたしはお弁当と水筒を持参して出勤していました。
お弁当と言っても、節約目的なので、凝ったものは作らず、地味なメニューでした。
- 茹でたブロッコリー
- ミニトマト
- 肉 or 魚のおかず(1週間同じメニュー)など
オフィスで堂々と開ける見た目ではなかったので、いつも一人で食べていました。笑
もちろん、たまには好きなお店に行って食べたいものを食べることも大切にしていました。その場合は、なんとなくお店を決めるのではなく、しっかりリサーチしてゆっくり時間をとって。幸せをしっかり感じる時間には、お金を払う価値があります!
気が進まない飲み会を断る
若手のうちは飲み会のお誘いが多く、忘年会時期は週3日で職場の飲み会があることも。
最初の1,2年は断りにくくてできる限り参加していましたが、以下の理由から体調や気分で参加したい飲み会以外は断ることにしていました。
- 翌日に疲れを引きずってしまう
- 夜のゆっくりした時間を失ってしまう
- 1度の飲み会で6000円近く出費してしまう
最初はお断りするのに勇気がいりますが、「そういうキャラ」になることでだんだんと周囲の理解を得られるようになっていきました。
収入を増やす
貯蓄には、節約だけでなく、収入を増やすことも重要です。
とはいえ、会社員の場合は自分の意志で収入を増やすことがなかなか難しかったりしますよね。ここでは、オススメの方法をご紹介します。
資格を取得する
企業によっては、特定の資格を取得することで毎月のお給料に資格手当が上乗せされたり、資格取得のお祝い金がもらえたりする制度がある場合があります。
わたしの会社は、特定の資格取得でお祝い金がもらえる制度があり、資格の難易度によって2万円〜20万円までのお祝い金がいただけました。わたしは、10万円程度のお祝い金がもらえる資格を毎年取得することでお祝い金を獲得していました。
昇格を目指す
職場で昇格することで、多くの場合年収がUPします。
とくに、若手のうちは基本給が低めに設定されていることがあるので、昇格に必要な条件がある場合はできるだけ早めにクリアして、上司にアピールするようにしましょう。
わたしも、資格取得や日々の業務成果をアピールして、同期よりも早く昇格することができました。
企業や職種によって、昇格の条件が異なるので、しっかり確認しましょう。
副業をする
わたしは実施していませんでしたが、今は副業を解禁している企業も多いと思います。
ぜひ社内規定を確認してみてください。
趣味や自分のスキルが副業にできるかもしれません。
わたしの友人や知り合いだと、以下のような副業をしている方がいました。
- 絵やLINEスタンプの販売
- 歌手活動
- シェアハウス運営
特に、趣味を楽しみながら副業でお金が稼げることは魅力的ですよね。
やりすぎだった節約法
当時は節約志向が強すぎて、振り返ると「ここはもっと投資するべきだった!」と思うこともいくつかあります。みなさんが後悔しないように、ここから先もぜひ読んでください!
食費を切り詰めすぎる
当時は1ヶ月の食費予算(友人との外食を除く)を1万円に設定していました。
少なすぎませんか…?
この食費を実現するために、以下のようなNG習慣を行っていました。
- 1日1食はご飯の代わりにスナック菓子
- もやしのみ、豆腐のみなど安い食材に頼った栄養無視の献立
- 添加物モリモリの安い調味料・食品の多用
20代の当時は理解していませんでしたが、やはり食べるものから身体はできていると今は感じています。当時の切り詰めすぎた食生活が本当に悔やまれます。。思い返せばニキビがひどかったり身体がだるくて朝起きられなかったりしていました。
今当時に戻るなら、少なくとも25000円に予算を設定し、厳選した食材を使って栄養のある献立を作りたいです。
自己投資の節約
読みたい本や勉強するためのスクールなどは「高いから」という理由で諦めていました。
しかし、上述したように資格取得が昇給に繋がる可能性もありますし、もっといろいろなことにチャレンジするべきだったと後悔しています。
今だったら、節約と自己投資を完全に切り分けるために、自己投資に使うべき年間予算を決めて、その金額は絶対に使い切るというルールを設けたいです。
交通費の節約
実家への帰省や一人旅の交通費は以下の方法で節約していました。
- 深夜の高速バス利用
- 新幹線の距離を在来線で乗り継ぐ
どちらも時間がかかりますし、今振り返ると無駄だったなと感じます。
特に高速バスは身体がバキバキになるし、よく眠れないしできつかったです。
「移動するだけで何も生み出さないのに高いお金を払いたくない」と当時は考えていましたが、時間や健康を買っていると考えれば無理に節約する必要はないと思います。
まとめ
いかがでしたか?
わたしは上記の節約法を実践して、20代で1500万円貯蓄することができました。投資は漠然と怖くて行っていませんでしたが、今後は貯蓄で貯めた資産をもとに投資を始めることも検討中で、勉強を始めています。
投資派の皆さんも、まずは、まとまった資産を築くことが重要なので、ぜひ参考にしてみてください。